斎藤義重 『無題』額装 抽象画 鑑定証有

斎藤義重 『無題』額装 鑑定証有

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作品詳細

商品名 斎藤義重 『無題』
商品説明

現代日本美術・前衛美術の巨匠、斎藤義重の作品です。

造形作家 斎藤義重は、大正から昭和初期に移入された
ヨーロッパの前衛美術、とりわけダダイズムと構成主義を
手がかりに自身の表現を模索し、既成のジャンル分けでは
捉えきれない作品で戦前から異彩を放ちました。
また、教鞭をふるっていた多摩美術大学の教室からも、
関根伸夫など「もの派」を筆頭に優れた現代作家を数多く
輩出しました。

本作は青い水彩の背景に黒の線と点が描かれ、
油彩やシルクスクリーンで表現されるものとは異なる
質感や造形的な模索がより自由な形で表現されます。
シンプルなフォルムと瑞々しい色彩で独自の世界を
明快に表現した素晴らしい作品です。

寸法 額装 縦68.9cm × 横 54.9cm
作品 縦 60.0cm × 横 46.0cm
付属品 ダンボールタトウ / 日本洋画商協同組合鑑定証
状態 額に経年のキズ、汚れなどが多少ございますが
作品の状態は概ね良好です。
写真をよくご覧の上、ご検討ください。
僅かな経年感は中古品の特性としてご了承下さい
略歴

【斎藤義重 略歴】

明治37年 5月4日、東京都出身
昭和8年 アヴァンガルド洋画研究所に入る(1935年離籍)
昭和11年 第23回二科展(東京府美術館)出品、初入選
昭和13年 二科会の九室会結成に参加
      絶対象派協会を結成(2月)、九室会に参加(12月)
昭和14年 第1回展に平面でも立体でもない作品『トロウッド』出品。
昭和32年 第4回日本国際美術展(東京都美術館)出品、K氏賞受賞
昭和35年 第3回グッゲンハイム国際美術賞展出品、優秀賞受賞
昭和38年 「現代絵画の動向―西洋と日本―」展(国立近代美術館京都分館)出品
昭和39年 第32回ヴェネツィア・ビエンナーレ出品
      多摩美術大学教授に就任(1973年退職)
昭和40年 -1967年)「日本の新しい絵画と彫刻」展
      (サンフランシスコ美術館ほかアメリカ巡回)出品
昭和53年 「斎藤義重展」(東京国立近代美術館)
昭和59年 「斎藤義重展」
      (東京都美術館、栃木県立美術館、兵庫県立美術館、大原美術館、ほか)
平成11年 「斎藤義重展」(神奈川県立近代美術館)
平成12年 大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2000、出品
平成13年 6月13日、逝去。
平成15年 「斎藤義重」展
     (岩手県立美術館、千葉市美術館、島根県立美術館ほか)

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