こんにちは。
春らしい風が、ウイルスも吹き去ってくれないものかと
願わずに居られません。
皆様はいかがお過ごしでしょうか。
さて、大河ドラマでは「麒麟が来る」が放送中ですね。
舞台となっている美濃は、日本の陶磁史上最も華やいだ時期
とされる安土桃山時代に「美濃桃山陶」として
志野焼などが生産された焼き物の聖地でもあります。
今では日常使いもされる志野焼、その魅力とは・・・??
志野焼の復興に成功した人間国宝の荒川豊蔵先生曰く
志野焼は「最も日本的な味わい深い焼き物」であり、
・日本で初めて完全な白い釉を生み出した画期的な焼き物
(朝鮮や中国の白ではなく、柔らかい感じの長石の釉が
厚くたっぷりとかかって温かみがある)
・日本で初めて筆で模様を描いた焼き物
もっと他にもたくさんの魅力が挙げられておりますが、
この二つは大きな特長といえそうです。
たくさんの「日本で初めて」が詰まった志野茶碗。
戦乱の世を生き抜いた人にとって
緋色をまとったその白はどんな意味を持ったのでしょう?
癒し系でありながら、実は強い。明智十兵衛っぽい感じでしょうか?
想像してみると楽しいです。
今週のヤフオクは、志野焼関連の商品が多数出品されております。
ぜひお見逃しなきようご覧くださいご参加お待ちしております
瀧屋美術のホームページはこちらから
瀧屋美術Yahoo!ショッピング店はこちら
最後までお読み頂きまして
誠にありがとうございました。 (S)
—–